★オキヒラ続々蛹化 & 羽化後の取出し要注意 & 採集

てっちゃん ..

2013年06月03日 23:40

 こんにちは



だいぶ 熱く 暑くなってきましたね。

最高気温が30度を超える日も、ちらほらと出てきました。

先週末は張り切ってバナナを仕込んで、昼間っから仕掛ける場所(読谷村内)を開拓しながらトラップを仕掛けまくり、夜、読谷の友達と3時間半かけて、トラップ仕掛け場所を2周してきました。

長袖、長ズボンに虫除けもしたんですが、B型にもかかわらず、蚊に刺されまくりました。
翌日は軽い熱中症なのか、蚊に刺されたのが原因か、激しい頭痛で1日中ぐったりでした。。。

24時間中20時間くらい寝ていたような。


ハブ注意も当然ですが、熱中症対策、蚊や蜂などの対策も必要ですね。
皆様も採集の際にはお気を付け下さい。







今週は、これから。


いつもながらのオキヒラです。


2012年10月に孵化したオキナワヒラタのCBF1(WD:61.7×F1:39)のオスたちが、ぞくぞく蛹化してきました。







まずはこの子。


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CBF1(Wild:61.7×F1:38.5)③
10/13 割り出し タマゴ(マット)
10/22 孵化
10/27 1令   菌糸カップ200
01/22 3令(12.5g) (頭幅11.17) 菌糸550
03/16 3令(17.7g) 菌糸800
05/30 蛹化(11.8g)
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以前、別血統の子を元に、しーぴーさんに予想表をつくってもらいましたが、あの血統と同じ感じであれば、65ミリ位になりそうです。
う~ん、目標の70Upには全然届きません。



次の子は3令頭幅測定でNO1だった子です。



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CBF1(Wild:61.7×F1:38.5)④
10/13 割り出し タマゴ(マット)
10/17 孵化
10/27 1令   菌糸カップ200
01/22 3令(13.5g) (頭幅11.88) 菌糸550
03/16 3令(19.3g) 菌糸1400
05/28 蛹化(13.8g)
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予想では、69ミリ前後です。

う~ん、この子も70Upは微妙そうですが、頭部が少し大きめなので。。。
なんとか。。。う~ん、やっぱどうかなぁ。



もう1頭は蛹化対策をしてみた子で、幼虫体重は我が家では最大の19.8gだった子です。



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CBF1(Wild:61.7×F1:38.5)①
10/13 割り出し タマゴ(マット)
10/17 孵化
10/27 1令   菌糸カップ200
01/12 3令(12.5g) (頭幅10.84) 菌糸800
03/09 3令(19.8g) 菌糸800
05/28 蛹化(12.7g)
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67ミリ位の予想値です。


この子は、蛹化対策実施とともに常温飼育に移しました。
ちなみに蛹化対策をする際には18.2gまで体重を落としていました。
また、2週間前に一度、容器から取り出そうとしたところ、まだ蛹になっていなかったので、元に戻したところ、あらためて蛹室を作り直しちゃっていました。むっ、、余計な体力を使わせてしまいました。。。ゴメン。。。

ホジホジのタイミングで完全に失敗していますね。


常温と低温(20度)の差なのか、幼虫時の頭幅の差なのか、蛹化したときの頭の大きさが別蛹(13.8g)より小さいです。
あきらかに13.8gの蛹の方が全長に占める頭部の割合が大きいです。
12.8gの子はアゴが少し短い感じがします。
画像では分かりにくいかもしれませんが、現物はパッと見でも違いを感じます。

以下は
左が蛹体重12.8g(幼虫時頭幅:10.84mm)
右が蛹体重13.8g(幼虫時頭幅:11.88mm)


20度とまではいかなくても、ある程度の低温(23~25度)位の方が、30度近くよりは蛹時のアゴの発達具合が良さそうですね。
常温管理の際には本格的に熱くなる前に羽化させられるスケジューリングが大切な気がしてきました。

8~10か月で羽化するとしたら、3月蛹化の4月羽化だと逆算すると5~7月に産卵セットするのが、イイのかもしれないですね。

ノコとかだと野外個体で、このスケジューリングは無理そうですが、ヒラタならイケそうですね。







次です。



またまたオキヒラです。

先日紹介させていただいたオキナワヒラタのCBF1(WD:61.7×F1:39)のオス(蛹10.6g)が無事に羽化しました。




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CBF1(Wild:61.7×F1:38.5
10/13 割り出し タマゴ(マット)
10/22 孵化
10/27 1令   菌糸カップ200
01/23 3令(11.5g) (頭幅11.10) 菌糸850
03/16 17.2g 菌糸950
04/29 蛹化 (05/01測定:10.6g)
05/29 羽化(64.23…縮んで63ミリ位?)
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羽化後2日の測定では64.23ミリで、縮んで63ミリ位ですかね。




何ショットか撮っていたんですが、夜だったので照明の関係で画像が暗かったので、ライトスタンドの方へ移動しようと思って立ち上がったその時、悲劇が起きました。。。




明るい方へ移動しよ、っと。。。

よっこらせ、っと。


ズルズル・・・・

ボテッ。



のせていたクリップボードから1m位下のフローリングにずり落ちました。

ぎゃぁ~~!!!

アゴの根元からクリーム色の体液が・・・



本当にゴメン。。。

羽化後、しばらくは触らない方が良いとは聞いていましたが、これまでは、このような事故がなかったので慢心もあったと思います。

こういう事故が減ることを願い、あえて書いてみました。

これからは羽化後の取り扱いは十分気をつけます。






最後になります。





2013クワガタ採集ネタです。

冒頭で少し書きましたが、先週末は張り切って読谷村で採集してみました。

1頭取り逃がしましたが、9頭を一時的に捕獲しました。
撮影後に3頭残してリリース。



この時期にしては結構とれた感じがすると思いますが、なんせ張り切って7か所に合計21トラップ仕掛けたもんですから、僕的には満足できない結果でした。(笑)
そんだけ昼間っから仕掛けて、夜に2周もすれば、体調も悪くなるってもんです。


う~ん、しかし、60ミリを超えるようなサイズは、なかなか出会えないです。
いる所にはたくさん居るはずなんですが。。



この日最大は56.72ミリでした。
まあ、オキノコの雰囲気は味わえる個体です。





それと、なかなかのチビメスがいましたよ。

20.56ミリ。

このサイズのメスノコを見るのは初めてです。

同じ日にとれた28ミリの普通サイズと並べてみるとこんな感じ。



キャワイイねぇ~♪


56ミリのオスも一緒に並べると、オスがかなりの巨大ノコギリに見えちゃいます。






チビに縁がありそうなんで、この調子だとチビギネスが更新できるような個体に出会える日も近いんじゃないですか。(笑)

チビよりは72Upの方が断然嬉しいですが。





今週はこの辺で。





|。・ω・|づ    βyё βyё ★彡




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